ファッションとマーボーラーメン
セメダインがなんかスゴイ服開発したらしい。
布地に直接技術埋め込んでウェアラブル!ファッションの未来!ってやってんのデザイン思考の欠如を感じる。
元記事は介護用などなどに応用するってことなのでそれはまあステキなことだと思うのですが安易に技術合体!みたいな考え方増えてる気がする。
アンリアレイジ的というかチャラヤン的というか。
というよりもいまスマートにデザイン思考って言葉使ったのかっこよくないですか?
知り合いがリツイートしてた記事で知った言葉を早速使ってみましたがデザイン思考ってもともとメチャ有名な言葉らしいですね。またひとつ賢くなりました。
ファッションの閉塞感は確かに(一昔前から?)蔓延していてだからこそ「ファッション、更新せんか?」てひとも出てきてるわけだけどでも服に電子技術組み込んだのがファッションの未来となるかって聞かれたら高速で首横に振っちゃうだろうな。
ラーメンに麻婆豆腐かけてマーボーラーメン!ウマイにウマイをかけたからウマイ!とか、そうウマく事が運ぶほど簡単な話ではない(マーボーラーメンはウマイ)。
でももしかしたら短絡的ウェアラブルな服が幅を利かせる時代がくるかもしれないのでその時代がきたらすみやかに土下座しながらこのブログ記事消してノーカンにします。
で。
ファッションは果たして更新できるのか、って考えたときに。
最近ロンハーマンやアーツアンドサイエンスみたいなライフスタイル系流行ってるじゃないですか、それってもしかしたらファッションに限界を感じたひとたちが「ライフスタイル」って新しい衣服を身に纏い始めたんじゃないかなってふと思い立ったので記事にしているのですがこれは早合点でしょうか。(早合点である確率ハンドレッドパーセントと言いながら胸に手を当てる)
身に付けるのは何も布地に限ったわけじゃなくてカルチャーも身に付けられるよというコペルニクス的転回。
ファッションが「身に付ける物」に限定されず、「考え方」「雰囲気」「生き方」といったものにまで拡張されて、ファッションが更新されている。
そんな考え方。
カルチャーを身に纏うってことには散々言及してきましたがこの考え方はちょっと自分の中にスッと入ってきたので備忘録までに。